前回の続きです。
リヤテールランプユニットを取り外します。
作業中の“不慮の事故”で後悔することのないよう、粘着力の弱い「フィットライトテープ」で、テールランプ周りを養生しておきます。
2ヶ所のトルクスボルト(T25)を外し、ランプユニットを車両後方にゆっくりと引き出します。
ランプユニットを裏返し、コネクタを取り外します。
防水カプラとなっているため、やたらと硬いですが、ツメを押し込んでノッチを解除してから、カプラを慎重に引き抜きます。
ランプユニットが取り外せました。
#ボディーの検査合格の印か、フレームにサインがなされていました。(“達筆”なので、誰だか読めませんが)0xF9C7
「リヤテールランプユニット」のブロックダイヤグラムです。
「ブレーキランプ」(STOP LIGHT)の信号線は、A1ピンで、「黒/橙」(BK/OG)線であることが分かります。
確かに、1番ピンに「黒/橙」線が来ています。
本来であれば、いったんピンを引き抜いて、信号線を分岐させてから、熱収縮チューブで絶縁したいところですが・・・、
防水カプラの場合は、ピンを引き抜くことがなかなかに難しいため、被覆をワイヤストリッパで5mm程度剥がし、ハンダ付けした後、電気絶縁テープ(住友3M製)で絶縁しておきます。
#精密ドライバーを使って引き抜けなくはありませんが、下手に引き抜くと、防水性を損なう可能性があるので注意。
なお、オレンジ色の信号線は、自動車用の耐熱コード(古河電工製)を使っています。
信号線をグロメットに貫通させ、エンジンルーム側に引き込んだ後、純正ハーネスに沿わせて結束しておきます。
ランプユニット側のグロメットから、信号線が出てきています。
さらに、PSEのワイヤーハーネスを通した時と同様、車内とエンジンルームとを分けるグロメットを通して、車内側に引き込みます。
(つづく)
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