世の中的には、仕事納めのようですが、ワタクシ的には、一足お先に。
(こういう時こそ、率先して休まないとね)0xF9CE
横浜市は都筑区のとある一角、
「リズム・コーポレーション」さんにお邪魔してきました。
今年のチューニングの総決算として、「DMEチューニング」を行います。
#DMEとは、ドイツ語で「Digitale Motor Elektronik」の略で、一般的には、ECU(Engine Control Unit)となるかと。
実はですね、これまであまり詳しく書かなかったのですが・・・、
排気系(PSE(Porsche Sport Exhaust System)+柿本ワンオフセンターパイプ)、吸気系(IPD Plenum+K&Nエアフィルター)と装着し、吸排気効率が大幅に向上したことで、高回転域での吹け上がりが良くなったのですが、
そのトレードオフとして、中低速域でのトルクが細ってしまっていました。大げさにいうと、“スカスカ”という感じです。0xF9FC
(まぁ、予想はしていましたが)
いつも自分で取り付けたパドルシフトを使って“パコパコ”と、3,500~4,000rpm辺りでシフトアップするのですが、吸排気系の取付前後で比較すると、この“美味しくなってくる少し手前の回転域”での「段付き感」が、大きくなったように感じていました。
ちょうど、BMW M5(E60)に搭載されていた「SMG-III」(シングルクラッチのセミAT)のように、加速中にシフトアップすると、一瞬“失速”するというか、“空走”するというか、リズムを崩されるような、あの感じです。
そこで、そのリズムを取り戻すべく、リズムさんの門を叩いた訳です。
事前準備中。
データの読み書き中の不慮の電源断を避けるため、バッテリーを充電しながら作業を進めます。
実はですね^2、このリズムさん、かれこれ15年以上前から気になっていました。
某「輸入車の雑誌」をパラパラとめくっていたところ、リズムさんがDMEチューニングしたクルマのインプレッションと、広告が載っていました。
その時、「どうやら現車合わせでマップを書き換えてくれるチューナーが、静岡にあるらしい」ということが、記憶に刻まれました。
その後、しばらくして、「リズムさんが、港北(というか都筑)に店舗を構えたらしい」ということを雑誌で知り、ますます気になっていました。
(奥さまにお伺いしたところ、移転してきたのは、10年ほど前だとか)
横浜やら神戸やらにある、某ボッタクリ「ファッション系チューニングショップ」と決定的に違うのは、欧州や北米から買ってきた(素性の知れないアヤシイ)DMEユニットを、何も考えずただ単純にポン付けするのではなく、クルマ一台一台の“個性”に合わせて、マップの内容を変更してくれるところです。
これぞ正しく、“真のチューナー”かと。0xF9C5
Type 997の場合は、OBD-IIポートから、データの読み書きができます。
#ノートPCの画面は、当然ながら「企業秘密」ということで、撮影不可。0xF9DD
データの読み出し中。
Type 997の場合は、15分ほど。
DMEのフラッシュメモリに書き込まれた各種パラメータを、いったんノートPCに読み込みます。
店内で待つこと、1時間ほど。
この間、先ほど読み出したデータを元に、社長自らの手で“味付け”を行っていきます。
まず社長自らハンドルを握り、しばらく試乗してクルマの“個性”を把握された後、オーナーのリクエストに応じて、マップの内容を変更していきます。
ワタクシの場合には、全回転域でのパワーアップに加え、吸排気系の効率向上を考慮した上で、中低速域でのトルク感の無さ(もっさり感)の改善をお願いしました。
(事前に、メールでも打ち合わせをしています)
味付けしたデータをDMEのフラッシュメモリに書き込んで、完了です。
さっそく、社長同乗の下、東名でテストドライブします。
(以下、編集中)
新生SOARISTO号、完成っ!!0xF9CF
Post Comment