左右対称に穴を開けるため、「テプラ PRO」で型紙を作ります。
ボール盤を使って、カメラのハウジングにφ2.9mmの穴を開けます。
事前に別のプラスチック樹脂で試してみましたが、穴の大きさは、φ3.0mmでは緩く、φ2.8mmではきつくて入りませんでした。
穴開け加工したところです。
0.1mm程度の精度は出ていると思います。
配線用のケーブル、愛三電機の「ADS-VCTF 7/0.12 TA」です。(秋葉原で54円/mぐらい)
3芯のケーブルとしては最も細経のもの(φ3.0mm)で、信号線は0.12sqあります。LEDの点灯(20mA程度)であれば、十分な太さです。
ケーブルは、耐熱PVC製で、90℃の熱まで耐えることができます。車内に設置するものですので、耐熱性は必須です。
ケーブルに、超高輝度赤色LEDをハンダ付けしたところです。
白線が左LEDのアノード、赤線が右LEDのアノード、黒線がカソード(左右共通)です。
ケーブルの端点には、テンションが掛かった時にケーブルが抜けないよう、超小型のタイラップを締めてストッパー代わりにしています。
#LEDの配線の二股加工は、超高輝度緑色LEDを使った例など、すでにお手のものです。
カメラのハウジングの裏面です。
硬化時間の少し長い超強力接着剤(30分程度)を使って、LEDを固定します。
接着剤が硬化する前に、左右のLEDの光軸を合わせておきます。
今回使用したLEDは、指向角(半値角)が30°と、比較的鋭い光束をしています。離れて見た時(車両後方など)、左右のLEDの明るさにバラツキが出ないようにするための工夫です。
#少しの手間ですが、ここら辺りも抜かりなく。0xF9C6
とりあえず、仮点灯。
(つづく)
Post Comment