またも、だいぶ間が開いてしまいましたが、前回の続きです。
Microchip Technology社の「PIC12F615」です。
常時PSEスイッチの時は「PIC10F200」を使いましたが、今回はPIC12Fシリーズを使います。
「PICkit 3 In-Circuit Debugger」で扱うため、専用の書き込み基板を作成しました。
以前に作製したものより少しバージョンアップし、ジャンパピンを生やしました。これにより、ブレッドボード上で制御回路を組み上げながら、PICにプログラムを書き込むことができます。
ついでに、ブレッドボード用の電源モジュールを作成しました。
バッテリー電圧(+12.0~14.4V)から、電源電圧(+5.0V)を作ります。
今回の“光モノ”、OptoSupply社の「OS5RAA3131A」です。
φ3mmの超高輝度赤色LEDで、指向角30°で光度14,400~20,000mcdもあり、レーザーポインターにも使えそうな強烈な明るさを持っています。
(正面から見ると、目がチカチカします)
さっそく、ブレッドボード上で評価用の回路を作成しました。
「PIC12F615」のCCPを使ってPWM制御をし、LEDを“ジワ出し”しています。
で、途中まで作成したのですが、“新しいアイデア”を思い付いてしまい、急遽、使用するPICを変更しました。
「PIC16F819」です。
PICの変更に合わせて、ICSPの書き込み基板も、さらにバージョンアップしました。
ゼロプレッシャーICソケット(18Pin用)を使用し、PICの脱着を容易にしました。
裏面は、こんな感じ。
ジャンパピンを表面からハンダ付けする必要があることから、「両面スルーホール基板」(ガラスコンポジット)を使っています。
さらに、「シール基板」(金フラッシュ)を組み合わせて、できるだけ手配線する部分が少なくなるようにしています。
とりあえず、評価用の回路が完成。
制御用のプログラム。
「MPLAB XC8」で書いた後、細かなところを手動でオプティマイズしました。
(プログラムメモリの利用効率を、約7%改善させました)
「Front Cam」は、フロントカメラ用の超高輝度LED、「Rear Cam」は、リヤカメラ用の超高輝度LED。
「Illumi」は、イルミネーション(スモール)ランプの入力、「Brake」は、ブレーキランプの入力、「Acce」は、アクセサリー電源の入力。
「Mode Select」は、動作設定用のディップスイッチ、「Brightness」は、減光時の明るさ調整用のボリューム。
動作させると、こんな感じ。
(つづく)
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