職人さん、なにやら、
また始めたようですよ。
ふむふむ。0xF9C5
見掛け以上に、かなりラウンドしています。
ところで、職人の“貼りモノ”好きには、かなり年季が入っておりまして、
TOYOTA SOARER 2.5 GT-T L(1996年~)
TOYOTA SOARER(JZZ30)では、中期型で標準となっていたピンストライプの上に、「TWINCAM SEQUENTIAL TWINTURBO」のロゴを入れ、
TOYOTA ARISTO V300 VE(1999年~)
TOYOTA ARISTO(JZS161)では、東京モーターショーで展示されていた「ALPINA B10V8」を採寸し、このデザイン比から「ALPINA風デコライン」を作製し、
BMW 530i M-Sport(2005年~)
BMW 530i(E60)では、ルーフとリヤアンダーディフューザーに「カーボン調シート」を貼り込み、
BMW M3 Coupe(2008年~)
BMW M3 Coupe(E92)では、純正部品をドイツから個人輸入し、「Performance Strips」と「M Performance Side Strips」とを施工しました。(当時としては、日本初?)
そして、今回です。
またも、前置きが長くなりましたが・・・、0xF9C7
ご存知のとおり、純正オプションにもサイドデカールはありますが、ロゴの色が、「ブラック」(041)、「ガーズレッド」(84A)、「アルミニウムルック」(V04)の3種類しか選べません。
「アークティックシルバー」のボディーに「ブラック」では、色が強すぎますし、「アルミニウムルック」では、色の違いが分かりません。
#ちなみに、「Carrera S」用は、品番が「997.044.802.51」で、PCでの値段は聞いていませんが、おそらく施工費込みで4~5万円はすると思います。
海外では、オリジナルの文字を、サイドデカールにしてくれるところもあるようです。
ARISTOに乗っていた時に作製した「ALPINA風デコライン」と同様に、住友3Mさんの「チャコールメタリック」にしようとも思ったのですが、せっかくですので、ちょっと趣向を変えて・・・。
素材が届きました。
ご存知、住友3Mさんの「ダイノック・フィルム」シリーズの、「カーボン調」のモノを使います。
しかも、このフィルム、「カーボン調(ハイグロスブラック)」という名称ですが、従来の「カーボン調」フィルムよりも、さらに光沢感が増していて、光の当たる角度によって輝きが変わり、本物のカーボンのような繊維感や折目模様を楽しむことができます。
(その分、お値段も張りますが・・・)
フィルム表面も、ツルツルではなく、繊維っぽく、ザラザラした感じになっています。
で、このカーボン調フィルムを、どのようにカットするかというと・・・、
じゃ~ん!
買ってしまいました、Rolandさんのカッティングマシン、「STiKA」(ステカ)です。0xF9CF
#ちなみに、右横にあるのは、KING JIMさんのPC出力型のテプラ、「テプラ PRO SR3900P」。
どうせ買うなら、「いちばんデカいモデルを」とも思ったのですが、そんな大モノを作るつもりもないので、ミドルレンジのモデル、「SV-12」にしました。(定価:73,440円、購入価格:42,500円)
このモデルは、幅250mm×長さ1,000mmまでのカッティングシートを作ることができます。
(上位機種の「SV-15」は、幅340mm×長さ1,000mmまで)
これまでは、カッティングデータをIllustratorで作製し、専門の業者さんに入稿していたのですが、これで、思うがままに、微妙な修正ややり直しができるようになります。0xF9C6
で^2、いきなり大モノもというのもなんですので、手頃なところからいくことにします。
職人的には、“手切り”もいいのですが、やはり工業製品に貼るには、完全にシンメトリーになっていないと「気持ちが悪い」ので、こういう左右対称な部分には、カッティングマシンは最大の威力を発揮してくれます。
ということで、乞うご期待っ!!0xF9F8
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