さて、「羨ましがられても、他が羨ましくないホイール」(その昔の日本BBSの宣伝文句)の装着にあわせ、盗難防止対策も、抜かりなくやっておくことにします。
これまでと同様、McGardさんのロックボルト、「ウルトラハイセキュリティロックボルト」(MCG-38017SL)です。(定価:19,440円、購入価格:13,392円)
従来のロックボルトは、画像右側のような形状をしていますが、この「ウルトラハイセキュリティロックボルト」は、画像左側のように、ボルト側面がクルクルと回転するようになっており(スピンシュラウド)、ボルト側面にトルクを掛けられないようになっています。
ちなみに、以前は「ハイセキュリティロックボルト」という名称だったのですが、いつの間にか「ウルトラハイセキュリティロックボルト」という名称に変わっていました。
(従来のロックボルトは、「プレミアムロックボルト」に変更)
#何が「ウルトラ」なのか、何が「プレミアム」なのかよく分かりませんが、まぁ、後発製品でいたずらに「ハイセキュリティ」を謳ってしまうと、「じゃあ、いままでのロックボルトは何だったんだ?」という素朴な疑問が出てきてしまうので、“従来のモノより一層優れている”という意味で、「ウルトラ」なのでしょう。0xF9C7
また、ホイールスペーサーの導入にあわせ、ロングボルトも購入しました。
画像一番左が、純正ボルトです。Porscheの場合は、ホイールをかじらないよう、スリーブ(首下にクルクル回るカラーのようなもの)が付いています。
スリーブ付きのボルトの場合、ボルト長はスリープの下から測りますが、純正ボルトは30mmでした。
これにより、7mmのスペーサーの場合には「37mm」を、10mmのスペーサーの場合には「40mm」のロングボルトを用意すれば良いことになります。
メーカーは、Bimeccさんの「Lug Bolt for PORSCHE」にしました。このボルトは、「for Porsche」と謳うとおり、純正同様にスリーブが付いています。
本来であれば、ホイールスペーサーとあわせてmartelさんにすべきだったかも知れませんが、martelさんのボルトは、スリーブが付いておらず、しかもレンチ経がM17になってしまうため、対象外としました。(Porscheのレンチ経は、M19)
購入したものは、フロント用が、ボルト長37mmの「PS19D37-MW」(定価:864円/本、購入価格:432円/本)、リヤ用が、ボルト長45mmの「PS19D45-MW」(定価:864円/本、購入価格:615円/本)です。
リヤ用は、Bimeccさんでは、40mmのラインナップがなく、仕方がないので、45mmとしました。(martelさんには、40mmあり)
#まったく、あちらを立てれば、こちらが立たず・・・。0xF9C7
ボルト長が、ホイールスペーサーによる延長量に対して5mmほど長くなってしまいますが、まぁ、これくらいは大丈夫でしょう。
(センターハブ内のパーキングブレーキなどに干渉するようであれば、短縮加工することにします)
また、純正ボルトは、亜鉛メッキが施されていますが、すでにうっすらと白錆が発生しており、ピカピカの「RI-D」と組み合わせた場合、ボルトだけ浮いてしまうため、Bimeccさんのクロームメッキのボルトに交換して、イイ感じになりそうです。
さて、画像一番右は、前述の「ウルトラハイセキュリティロックボルト」です。
こちらも、McGardさんからは、Porsche用のラインナップはありません。
(従来品である「プレミアムロックボルト」には、37mmや45mmが出ていますが)
仕方がないので、こちらも「MCG-38017SL」という、Mercedes-Benz用のモノ(首下長:45mm)で代用するとにしました。(BMWの時と同様です)
#まったく、あちらを立てれば、こちらが立たず^2・・・。0xF9C7
Porsche用ではないため、Bimeccさんのモノとは異なり、スリーブは付いていませんが、まぁ、5穴のうち1ヶ所ぐらいなら大丈夫かと。
ちなみに、こちらは、「RI-D」の裏側です。このように、1本1本、刻印がなされています。
万々が一、盗難に遭ったとしても、自身の所有物であったことを明に証せるよう、きちんとエビデンスを残してあります。
#もともとPorsche用のBBSホイールは流通量が少ないので、盗難に遭ってもすぐにアシが付きますが。0xF9D1
ということで、「邪悪な心を持ったヤカラ」から、ホイールを守るための対策でした。
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