つっ、遂に、この日を迎えることになりました。0xF9CF
実は、前回の記事を書いた時には、すでに発注済みだったりする訳ですが・・・、0xF9C7
Porsche用のサイズは、「オー特注~ル」ということで、ちょうど2ヶ月ほど待ちました。
#ちなみに、こちらは、約9年前に「RE」を装着した時のもの。
しかし、待った甲斐はありました。
超超ジュラルミン鍛造ホイールにしか許されていない、「DURA」のセンターエンブレム。0xF9CB
(現在のところ、「RI-D」と「RZ-D」の2モデルのみ)
「DURA」とは、もちろんジュラルミン。ラテン語の「durus」(硬い)と「aluminium」との合成語。
#ちなみに、この「DURA」のセンターエンブレムのデザイン、日本BBSの“さる方”のご考案だとか。
(本当は、黒地に金文字の、オーソドックスなタイプにしようと思っていたのですが、○○常務(当時)がデザインされたとのことで、こちらにしました)
その、マグネシウム合金を使ったモデル(RE-Mg)よりも軽く、航空機にも多用されている「超超ジュラルミン」を、BBS独自の国際特許技術、「DFW」(Double Forged Wheel)技術によって製品化したものが、「RI-D」(および「RZ-D」)です。
さて、能書きはさておき、さっそく装着。
装着前。
純正オプションの「19インチ スポーツデザイン ホイール」。(ドイツのBBS製)
リフトアップ。
純正ホイール、取り外し。
プロの手によって、てきばきと交換されていきます。
フロントは、8.5J×19'のRI-Dに、235/35ZR19のMICHELIN「Pilot Sport PS2」の組み合わせです。(もちろん、Porsche承認モデル)
注目の組み込み重量ですが、純正が20.6kg/本、「RI-D+PS2」が17.6kg/本で、▲3.0kg/本の軽量化です。
タイヤを持ち上げてみると、片手で軽々・・・、とは言えないまでも、19インチの超ファットなタイヤであるにも関わらず、驚くほど軽いことが分かります。
リヤは、11.0J×19'のRI-Dに、295/30ZR19のPS2の組み合わせ。
組み込み重量は、純正が25.1kg/本、「RI-D+PS2」が20.8kg/本で、▲4.3kg/本の軽量化です。
装着、完了。
なお、窒素は、標準より0.1kg/cm2ほど高く充填してもらいました。
ここで、純正オプションとの重量の比較をまとめてみます。
純正オプション | RI-D+PS2 | 対純正比 | |
フロント | 20.6kg/本 | 17.6kg/本 | ▲3.0kg/本 |
リヤ | 25.1kg/本 | 20.8kg/本 | ▲4.3kg/本 |
4本合計 | 91.4kg | 76.8kg | ▲14.6kg |
ということで、純正オプションをRI-Dに履き替えたことにより、バネ下重量を15kg近く軽減できたことになります。
(前回の読みどおりだったので、自分でもビックリ!)0xF8F2
ところで、ネットを探ってみると、バネ下重量の軽減による効果に懐疑的なご意見があるようです。また、ホイールの軽量化は、そのコストパフォーマンスを考えると云々、というようなご意見もあるようです。
#まぁ、そもそも、職人はコストパフォーマンスなんて気にしていませんし、「コストパフォーマンスがぁ~!」とか鼻息を荒くしている方におかれましては、好きなモノを好きなように選んでいただいて、「最高のコストパフォーマンス」で「ほどほどの性能」のモノを(以下、280ps自主規制)。0xF9C7
さて、バネ下重量を15kg近く軽減できた「ホイール+タイヤ」セットのお値段ですが・・・、
取り付け工賃込みで、863,090円。(ハイセキュリティ・ロックボルト等を除く)
今年1月の「価格改定」前に、清水の舞台からバンジーしておけば、もう少し安く買えたはずなのですが・・・。
#まぁ、そもそも、まともな金銭感覚を持っていたら、ふつーのサラリーマンがPorscheなんて買ってませんから、ケチくさいこと言わずに、アベノミクスとやらに協力しましょう!0xF9F8
ちなみに、これまで「SuperRS」、「LM」、「RE」を購入した際には、味も素っ気もない、いや、質実剛健の取扱説明書(画像左側)だったのですが、今回、「RI-D」を購入したところ、取扱説明書と保証書に加えて、「BBS JAPAN TANZO CLUB」の入会案内も入っていました。(画像右側)
ということで、「羨ましがられても、他が羨ましくないホイール」(その昔の日本BBSの宣伝文句)の装着、完了。0xF9A0
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