前回の続きです。
いよいよ始まりました、この企画。
タコ糸の先に50円玉(5円玉でも可0xF9C7)をぶら下げたものを、ホイールセンターから垂らして測定。
まずはフロントから。
#ホイールが汚れているのは、ご愛敬。0xF9CD
右フロントは、10mm。(左フロントは11mm)
つづいて、リヤ。
右リヤは、12mm。(左リヤは13mm)
う~ん、イイ感じです。0xF995
ということで、前後の左右差が思いのほか少なかったことに気をよくして、前回製作した「ポルシェ専用シザーズジャッキ」を取り出します。
ジャッキアップする前に、ジャッキを入れる高さを稼ぐため、スロープを使ってかさ上げします。
使用したものは、メルテック(大自工業)さんの「ジャッキサポート」。
これで、65mmほどかさ上げできます。
ジャッキアップする逆側のタイヤに、必ず輪留めをしておきます。
#画像では、撮影用にタイヤの外側に掛けていますが、作業時には、タイヤの中央に掛かるようにします。
使用したものは、エーモンさんの「タイヤストッパー(大)」。
ポルシェ専用シザーズジャッキを、ジャッキアップポイントに掛けます。
このような感じで、左右同時に、少しずつ上げていきます。
作業していて気付いたのですが、片方のフレームを気持ち多めに上げてしまったところ、もう片方のフレームが、ジャッキアタッチメントから浮いてしまっていました。
すなわち、三点支持(リヤ左右+ジャッキアップポイント)でも、シャシーが捻れることなく、上がっていくのでした。
#恐るべし、ポルシェの高剛性っ!!0xF9CF
シャシーに「左右方向の捻れの力」を掛けることなく、安全にジャッキアップできました。
なかなか見る機会がないと思いますが、カエルくんの裏側です。
フロントからリヤまで、完全にフラット化されています。
#恐るべし、ポルシェの空力特性っ!!0xF9CF
〔おまけ〕
午後は、所用あって、東雲の「超自動車裏方」へ。
帰り道、勝どき橋の上で偶然遭遇した、「Porsche 991 GT3」。
991の後ろ姿を見ていていつも思うのですが、「ストーム・トルーパー」に似ていると思うのは、職人だけ?0xF9C7
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