しばらくPC系のマニアックなネタが続いたので、久しぶりにクルマなネタを。
「カエルくん」(5代目SOARISTO号)に乗り始めて、早いもので明日で丸2年が経ちます。
セコハン(笑)で4,000kmで乗り始めて、現在13,000kmちょっとですので、年間4,500km程度走ったことになります。
(画像は、2013年3月の納車時のもの)
乗り始める前までは、「Porscheは、トラブルが多いのではないか」、「トラブった時は、相当高く付くのではないか」などと、内心ドキドキしていたのですが、いまのところまったくのノートラブルで、この心配は杞憂に終わりそうです。
またその間、車検を1回通し、「まさかの“高額請求”が来るのではないか」とも思っていたのですが、こちらも“事前に見積もりを確認し、余計なモノは全部カットする作戦”が功を奏し、思ったほど高く付くことはありませんでした。
#PCからすると(この場合のPCは、PC系のPCではない)、あまり嬉しくないオーナーかも知れませんね。0xF9C7
さて、乗り出し丸2年が経ったところで、またもや、“例の病気”が再発してしまいました。
そう、「お洒落は足下から」病(症例1, 症例2)と、「ツラツラ」病(症例1, 症例2)です。0xF9F8
まずは“足下”ですが・・・、
TOYOTA SOARER 2.5 GT-T L(1996年~)
TOYOTA SOARER(JZZ30)で、当時はまだ18インチが“大口径”といわれていた時代に「SuperRS」(18インチ)を履かせ、
TOYOTA ARISTO V300 VE(1999年~)
TOYOTA ARISTO(JZS161)では、ル・マンの名を冠した「LM」(19インチ)を履かせ、
BMW 530i M-Sport(2005年~)
BMW 530i(E60)では、発売後間もない「RE」(19インチ)を履かせ、
国内最大級の「9,000トンプレス機」を見せていただくために、富山まで巡礼に行った身としては、
F1用マグネシウム鍛造ホイール
世界に誇る日本の「BBSホイール」以外は考えられません。0xF9C5
ということで、以下、構想(妄想?)です。
(画像(左)は、2009年の日本BBSブースから)
数々のレースシーンで多用されているマグネシウム鍛造ホイール、日本BBSさんからは、「RE-Mg」というモデルがラインナップされています。(正確には、されていました)
RE-Mgにしか許されていないブルーのBBSエンブレムが憧れの存在で、「いつかはマグ鍛」と思っていましたが、後述の「超超ジュラルミン鍛造ホイール」が販売開始となった関係で、現在はラインナップから外れています。
発売当初は、18インチモデルしかありませんでしたが、その後、19インチモデルもラインナップされました。
Porsche用の設定は、以下の3つのサイズがありました。
(価格は、発売当時の消費税5%込みで表示しています)
Type | Size | Offset | H/P.C.D | PFS/Bore | Weight | Price |
RE-Mg 649 | 18×8.5J | +52 | 5/130.0 | 71.6 | 7.0kg | 181,650円 |
RE-Mg 650 | 18×10.0J | +65 | 5/130.0 | 71.6 | 7.5kg | 191,100円 |
RE-Mg 809 | 18×11.0J | +45 | 5/130.0 | 71.6 | 8.4kg | |
※RE-Mg 809は、Carrera4シリーズ/Turboシリーズ向けのリヤ専用サイズ |
ちなみに、19インチモデルは、Porsche用の設定はありませんでしたが、19×8.5Jで8.5kg(価格:207,900円)、19×9.5Jで9.2kg(価格:219,450円)と、大口径サイズとしては驚異的な軽さを誇りました。(値段も驚異的でしたが)
さすがは、
「羨ましがられても、他が羨ましくないホイール」
の中でも、フラッグシップを担うモデルだけのことはあります。0xF9CB
(画像(左)は、2012年の日本BBSブースから)
こちらは、2012年の「東京オートサロン」に参考出品され、その後、「RZ-D」としてラインナップされた、「超超ジュラルミン鍛造ホイール」です。
BBSならではの、繊細な10本スポークで、とても秀逸なデザインだと思います。
参考出品された時から目を付けていたのですが、残念ながら、現時点では、Porsche用の設定はありません。
いかにもBBSらしいデザインのホイールのため、なんとか「カエルくん」に履かせられないかと、“とある方”を通じて、日本BBSの開発チームの“さる方”にご確認いただいたのですが・・・、
Porsche用とするためには、P.C.Dやオフセットの変更など、デザイン修正を含む大幅な設計変更が必要とのことで、泣く泣く諦めることとしました。0xF9D3
(○○様、お忙しいところ不躾なお願いにも関わらずご検討いただきまして、たいへんありがとうございました)
(画像(左)は、2012年の日本BBSブースから)
ということで、同時期に参考出品されていた、もう一方の超超ジュラルミン鍛造ホイール、「RI-D」です。
こちらは、Porsche用の設定があります。
Type | Size | Offset | H/P.C.D | PFS/Bore | Weight | Price |
RI 007 | 19×8.5J | +53 | 5/130.0 | 71.6 | 7.4kg | 225,720円 |
RI 008 | 19×11.0J | +63 | 5/130.0 | 71.6 | 8.3kg | 241,920円 |
RI 009 | 19×12.0J | +51 | 5/130.0 | 71.6 | 8.8kg | 248,400円 |
※RI 009は、Carrera4シリーズ/Turboシリーズ向けのリヤ専用サイズ |
注目の、RI-Dの重量ですが、19×8.5Jで7.4kgとなっています。
同じ19インチ同士で比べると、(P.C.Dやオフセットなどが違うため、単純な比較はできませんが)前述のRE-Mgの同サイズ(19×8.5J)が8.5kgであることから、1.1kgも軽くなっていることが分かります。
仮に、RE-Mgに19×11.0Jの設定があったとすると、その推定重量は10.25kgとなり、4輪で組んだ時の重量は、RE-Mgが37.5kg、RI-Dが31.4kgとなり、実に6.1kgもの軽量化になります。
さらには、デザイン的には素晴らしいのですが、(BBSのラインナップの中では)比較的重量が重いLMで4輪を組んだ時の重量は45.2kgとなり、RI-Dとの差はさらに広がって、13.8kgとなります。
ときに、「カエルくん」がいま履いているホイールは、純正オプションの15本スポーク(正式名「19インチ スポーツデザイン ホイール」)ですが、実はこのホイール、BBS製だったりします。
(BBS製といっても、ドイツのBBSですが)
純正オプションのホイールの重量は、まだ計測していませんが、おそらくLMと同程度かそれ以上のはずですので、RI-Dに履き替えることにより、バネ下重量を15kg近く軽減できることになります。
う~ん、悩みます。0xF9CF
ちなみに、この純正オプションのBBSホイール、オーダー時で333,000円のプラス、後付けだと約90万円します。
(部品コードは、「997.044.602.33」)
お元気ですか、juinです。
こちらはi3に乗り換え、すっかり改心して環境に優しく過ごしております(^_^;)
僕がM5で履いていたRI-Dダイヤモンドブラックはボディカラーのフローズングレーと相まってアグレッシブな印象となり、とても気に入ってました。
軽量化で足下のバタツキが抑えられて乗り心地が良くなり、重量級のM5にとっては大きな利点でした。
そしてなんと言っても工場見学までして得られた安心感でしょうかo(^-^)o
悩むのは楽しいですよねぇ(^_^)ノ""
おぉ、これは!“とある方”のjuinさんではないですか。
その節は(+富山の際は)、たいへんお世話になり、ありがとうございました。
juinさんが「環境に優しく」などと改心したとは到底思えませんので、いずれi3もギュンギュンにチューンナップされることでしょう。0xF9C7
やはりバネ下が軽くなると、走りも大きく変わるようですね。特に、RI-Dは、マグ鍛より軽くなっていますので、とても興味があります。
いろいろ悩んでいる期間、楽しいですよね!0xF9CE