(この記事は、現地2010年6月25日のものです)
前回の続きです。
今日はミュンヘン滞在の最終日。飛行機の時間までしばらくあるので、ミュンヘン市街を散策してみることにします。
まずは、ミュンヘン中央駅(Hauptbahnhof)からUバーン(地下鉄)に乗って、オデオンスプラッツ駅(Odeonsplatz)で降ります。
この広くなっているところが、「オデオン広場」になります。
いきなり目の前に、メルセデス・ベンツのショールームが。
目の前の広い通りは、「ルートヴィヒ大通り」。
この少し先に、昨日行った「ノイシュヴァンシュタイン城」を建築した、「ルートヴィヒ2世」の銅像があります。
アストンマーチンのショールーム。
#どうしても、クルマ関係に目がいってしまう。0xF9C7
いや~、絵になります。(ドイツ車じゃないですけど)
オデオン広場を見渡すように建っているのは、「将軍堂」(Feldherrn Halle)です。
ルートヴィッヒ1世により建築され、1844年に完成した殿堂です。(高さ20m)
右側の黄色い建物は、「テアティナー教会」(Theatiner Kirche)です。(高さ71m)
オデオン広場のくだもの屋さん。
さて、将軍堂からは、道が「レジデンツ通り」(Residenz Straße)と「テアティナー通り」(Theatiner Straße)の二手に分かれていていますが、テアティナー通りを行ってみることにします。
しばらく歩くと、先日見た「新市庁舎」が見えてきました。
街中を走るトラム。
新市庁舎の側面。
こんな感じになっていたのですね。(ゴシック、ゴシック)
ミュンヘンの青い空にそびえ立つ、新市庁舎。
今日も、ものすごい賑わいです。
広場をちょっと離れて、マルクト(Markt、市場)の方に行ってみます。
お肉屋さんがありました。
いや~、美味しいだろうなぁ。
酒屋さん。
くだもの屋さんと連接して、生ジュース屋さんがありました。
ここらで、ちょっと休憩。
市場が見えてきました。「ヴィクトアリエン市場」(Viktualien Markt)です。
ミュンヘン市民の台所として、1807年に開設されたとか。
ということは、すでに200年以上の歴史があることになります。
ミュンヘン最大の青空市場で、広い場内には、140を超えるお店が立ち並んでいます。
ということで、市場を離れて、再びマリエン広場に戻ってきました。
先日、前を通った「フラウエン教会」(Frauen Kirche、聖母教会)に入ってみます。
2つのタワーの高さは、約100m。
20年の歳月を掛け、1488年に完成した後期ゴシック建築様式の傑作だとか。
それにしても、恐ろしく巨大な空間です。
広場の喧噪がうそのように、堂内は静寂そのもの。
これだけ巨大な空間を、これだけ緻密に造り上げるとは・・・。
さすがゲルマンの職人たち。
#ケン・フォレットの「大聖堂」を思い出していました。(これはイギリスのお話ですけど)
大祭壇横の、聖人たち。
ということで、マリエン広場を後にして、プロメナーデ広場(Promenadeplatz)を経由して、カールス広場(Karlsplatz)に向かいます。
(その後の模様は、こちら)
長かったフランス~ドイツ旅行も、あっという間に終わってしまいました。
名残惜しいですが、ミュンヘン中央駅(地下)からSバーンに乗って、ミュンヘン国際空港に向かいます。
ミュンヘン国際空港から、シャルル・ド・ゴール国際空港を経由して、東京に向かいます。
ありがとう、パリ。ありがとう、ミュンヘン。
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