Porsche 911 Carrera S Type 997は、Phase 2(後期型)からテールランプがLED化されていますが・・・、
ライセンスランプ(ナンバー灯)は、なぜだかまだ電球が使われています。
(正確には、リバースランプ(後退灯)も、まだ電球ですが)
ということで、さっそくLED化することにしました。
ライセンスランプ本体です。クリアレンズ(プラスチック製)は、2本の+ネジで固定されています。
ランプ本体は、形状からすると、Golf GTIなど、VWの現行車種と共通のもののようです。
#Porscheのオーナー一族がVWを傘下に収めていることから、部品の共通化が図られているのかも知れません。
(ということは、もしかすると、VW用のLEDランプが、Porscheにも流用できるかも)
こちらが、今回購入したLEDランプです。欧州車によく使われている、長さ37mmの「フェストンタイプ」(舟形、両口金)のものです。
本当は自作しようと思っていたのですが、ここのところ多忙が続き、昔のようにプリント基板から設計・製作している時間が取れなさそうなため、安直に市販のものを購入してしまいました。0xF9C7
#ちなみに、一応、P社のものやB社のものと比較検討しましたが、別にハイパワーLEDを使っている訳でもなく、大して明るい訳でもないのに、価格が5,000円前後と、相変わらずのボッタクリ価格になっています。
(そのボッタクリ価格に、さらに輪を掛けてボッタクっている、某「ファッション系チューニングショップ」なんぞがありますが)0xF9D1
このLEDランプには、5050のSMD(表面実装部品)タイプのLEDが6個搭載されています。1つのLEDには3個の素子が組み込まれているため、発光点は、都合18個となります。
また、ワーニング(球切れ警告)をキャンセルするための回路も内蔵されており、これ1つでポン付け交換が可能です。
標準の状態です。クリアレンズの裏側に、フェストンタイプの電球が組み込まれています。
標準のフェストンタイプの電球を、LEDランプに交換したところです。
LEDランプの裏側には、放熱用のヒートシンクを背負っています。この大きさは、車体側のライセンスランプ本体に収まる縦幅(16mm)ギリギリといったところです。
夜間の点灯状態です。左側が標準の電球、右側がLEDランプです。
LEDランプは、標準の電球に比べても、遜色ない明るさを持っています。
#もっとも、ハイパワーLEDを使えば、超弩級の明るさを得ることができますが、ライセンスプレートだけ妙に明るくても意味がないので、止めておきます。
ということで、ライセンスランプのLED化、完了。0xF9C6
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