●50年前の『週刊ダイヤモンド』から読み解く ソニーの“本質”とアップルになれなかった理由
(2012年1月31日:ダイヤモンド・オンライン 特別レポート)
それでも、がんばって欲しい。
●50年前の『週刊ダイヤモンド』から読み解く ソニーの“本質”とアップルになれなかった理由
(2012年1月31日:ダイヤモンド・オンライン 特別レポート)
それでも、がんばって欲しい。
つづいて、温度センサーを組み込みます。
左側は、「Aquagate Max 限定版」付属の温度センサーです。
以前にも書いたとおり、今回の水冷システムでは、チューブのサイズを、内径3/8インチ(9.5mm)から内径1/2インチ(12.7mm)に変更しているため、付属の温度センサーは使えません。
そこで、右側のPhobyaの「Temperature Sensor In/Outer Thread G1/4」(12.99ドル)を購入しました。パイピングの途中にあるフィッティングに割り込ませるタイプの温度センサーです。
なお、市販されている温度センサーには、25℃で10kΩを示すタイプと、25℃で50kΩを示すタイプとがあります。よって、コネクタの形状が合うからといって、そのまま単純にコントローラーに接続したのでは、正常に温度が検出できないことがあります。
テスターを使って、Aquagate Max付属の温度センサーを確認したところ、10kΩのタイプでした。また、「Maximus IV Extreme」付属の温度センサーも、10kΩのタイプでした。
都合の良いことに、どちらのコントローラーに繋いでも、正常に温度を検出することができそうです。
(温度センサーをマザーボードに接続して、付属のツール類で確認した方が、細かなコントロールができそうなので)
こんな感じで、PCIスロットのところに、専用のブラケット(「BKT-PCI-G」、10.99ドル)を挟んで、そのフィッティングの途中に割り込ませることにしました。
クーラントが、CPUやグラフィックカードを巡回して最も暖まった状態の温度と、ラジエーターを巡回して最も冷やされた状態の温度とを、1ヶ所で測定することができます。
ラジエーターをセットすると、こんな感じになります。
ラジエーターとPCケースとの間です。
アールがきついので、チューブが潰れてしまわないように、「折れ防止コイル」(「SPR-13GN」、2.99ドル)を入れて保護してあります。
この折れ防止コイル、「こんなアイデアもあったのか!」と感心してしまいました。
チューブは、何も付けていない状態だと、アールがきつくなるに従って潰れていく(断面が楕円形になっていく)のですが、この折れ防止コイルを付けると、ほぼ真円を保ったまま曲げることができます。
製作開始からだいぶ時間が経ってしまっていますが、徐々に完成に近付いてきました。
前回はマザーボード周りでしたが、グラフィックカードにも水冷ブロックを組み込みます。
「ENGTX580/2DI/1536MD5」を分解したところです。上にあるのが、純正のヒートシンクです。
CPU周りの時と同様、サーマルパッドのカスが残っている場合があるので、丹念に脱脂しておきます。
水冷ブロックの裏側です。
インストレーションマニュアルには、「サーマルパッドを、MOS FET等の大きさに合わせてカットするように」と書かれていますが、数10個もあるチップに合わせてちまちまとカットしていたのでは、日が暮れてしまいます。
そこで、補修用として出ているサーマルパッドを追加購入して、リボン状に切り出し、写真のように貼り付けました。
サーマルパッドには、3種類の厚み(0.5mm、1.0mm、1.5mm)のものがあり、場所に合わせて(チップと水冷ブロックとの隙間に応じて)使い分けます。
貼り付ける位置と大きさは、グラフィックカード上のチップと水冷ブロック上の凹凸とを“にらめっこ”しながら、チップを十分にカバーできるところとします。
貼り付ける際には、鏡面加工されている金属面に傷や指紋を付けないように気を付けるとともに、サーマルパッドと水冷ブロックとの間に空気が入らないよう、細心の注意を払って貼り付けます。
(少しでも空気が入ってしまった場合には、根気よく、いったん剥がして貼り直します)
水冷ブロックを取り付けたところです。
「ENGTX580/2DI/1536MD5」は、PCIスロット2枚分の厚さがありますが、水冷ブロックを組み込むことにより1枚分の厚さになります。
純正で取り付けられている2枚分の厚さのブラケットを、1枚分の厚さのブラケット(「BKT-VD004P」、9.99ドル)に交換しておきます。
またも、お届け物が。
ご覧のとおり、BOSEさんからです。
中身は、ノイズキャンセリングヘッドホン、「QuietComfort 15」(以下、QC15)です。
5年半ほど前に「QuietComfort 2」(QC2)を購入ましたが、長く使っているうちに、イヤーパッドの部分がボロボロになってしまいました。
補修部品をもらいに銀座のBOSEショップに行ったところ、なんと、イヤーバッドが4,725円(税込)もするとのこと。
#円高(ドル安)のきょうび、いくらなんでも高すぎませんかい?
ヘッドバンドの部分も少し劣化していたことから、店員さんに相談したところ、
「いまなら、13,860円(税込)で、最新型のQC15に交換できます」
とのこと。
QC15は、BOSE直販ショップでしか売っておらず、しかも価格は39,900円(税込)。
頭の中で少し計算して、買っちゃいました。
#いまから考えると、BOSEさんの作戦に、まんまとハマっちゃった感じです。0xF9C7
はたしてその音質ですが・・・、
低音側は、BOSEさんらしい“濃い”味付けになっていますが、ノイズキャンセリングの性能は、QC2より格段に向上しています。電源をONにした時に、環境雑音が低減される“スッキリ感”が、大きく違います。
(交換のため、QC2を2週間ほど使えなかったので、正確な比較はできませんが)
これを機に、SONYさんの「MDR-NC600D」(希望小売価格: 49,350円)に換えようかなとも思っていたのですが、移動用のメイン機としては、ちょうど良かったかと。0xF9C6
たまには気分転換ということで、平日に休みを取って、久しぶりに「東京オートサロン」に行ってきました。
会場は、例年のとおり、幕張メッセ。
昨年末の「東京モーターショー」は、東京ビッグサイトで行われたことを考えると、少し複雑な気持ちになります。
今回も、juinさんのお取り計らいにより、特別招待日に入ることができました。
特別招待日(初日午前中)は、“サイレントタイム”となっており、ズンドコ耳障りな大音響はありません。また、基本的にプレスや業界関係者が中心に招かれているため、比較的ヒトが少なく、ゆっくり見て回ることができます。
このイベント、以前にも書きましたが、しばらく前からヤ○キー仕様(あるいはチ○ピラ仕様)の祭典となっているため、見るべきモノはありません(キッパリ)。また、次なる創作に向けてインスパイアされそうな、“新たな発見”などの期待もまったくしていないので、お目当てのモノだけチェックして、早々に撤収することにします。0xF9D1
ということで、見たいとこだけ・気になったとこだけ、ダイジェスト。
まずは「日本BBS」さんのブース。
M3 Coupeが履いているこのホイール。これが見たかったのです、これが。
日本BBSさんの新作、「RI-D」。
市販車用としては、世界初の航空機用ジュラルミン(A-7000系)を使用した、超超ジュラルミン鍛造1ピースホイールです。
「LM-R」と同様、スポークの内側が肉抜きされて(刳り抜かれて)います。
試しにスポークの部分を指で触ってみると、「これで(強度的に)大丈夫か?」と思うくらい薄く細くなっています。高強度の超超ジュラルミンだからこそできる、薄さとデザインですね。
こちらは、LEXUS IS-F用。
外径は同じ19インチですが、M3 Coupe用の方が、スポークが奥行き方向にラウンドしており、ホイールが深く見えます。
BMW系とTOYOTA系とでは、オフセットが異なっていることから、見え方も違って見えるのでしょう。
同じく「RI-D」。19×9.0Jで、7.4kgです。
BBSの他のシリーズで、10.0~11.0kg台、マグネシウム鍛造ホイール(RE-Mg)でも9.0kg台なので、7.4kgというのは驚異的な軽さです。0xF9CF
こちらは、超超ジュラルミンを使った別のデザイン(参考出品)。
10本スポークの繊細なデザインで、ハイパフォーマンスセダンに似合いそうです。
以下、参考出品されていたホイールです。
BBSでは珍しい、スター型のデザインの、「FR」(仮称)。
スポークがリムに交わる部分が、非常に複雑な造形をしています。加工が難しそうです。
センターキャップを採用した、「J548」(仮称)。
8本スポークの2ピース(あるいは3ピース)ホイールなので、「RS-GT」のセンターキャップ版という感じです。その昔のBBSホイールをご存知の方は、懐かしく感じられるのではないでしょうか。
10本スポークの繊細なデザイン、「J547」(仮称)。
センターキャップに近い、スポークがクロスしてメッシュのようになっている部分が特徴的です。
Porsche用。
こちらも、スポークの部分が刳り抜かれています。
ベントレーやアストンマーチンをはじめ、世界の名だたるハイパフォーマンスカー達が履く、BBSのOEMホイール。
tom_ariさんとjuinさんにくっついて、商談ルームでちょっと休憩。0xF8D1
○○さんや○○さんなどの、貴重なお話をお伺いすることができました。
つづいて、「Gran Turismo」のブース。
「Gran Turismo Red Bull X2010」。
現行のF1のレギュレーションをすべて無視して、とにかく速いクルマを作ろうとすると、このようなデザインになるそうです。
最初はゲーム用の架空のクルマでしたが、その後、実車化されました。
お約束のプレイコーナー。
こちらは、「ALPINA風デコライン」の時にお世話になった、「住友3M」さんのブース。
「カーラッピングサービス」の紹介で、住友3Mさんのスタッフが直営で、自宅をはじめ指定の場所まで来てくれて、施工してくれるのだとか。
#職人の場合には、すでに530i M-Sportで、いち早くカーボン調ルーフを試してますが。(2005年)
柔軟性の高いシートで、アールのきつい曲面にも、しっかりフィットしています。
#凹のきつい部分は、さすがに分割して貼り込んでいますが。(勉強になります)
シートの張り替えで有名な、「iS.ME」さんのブース。
こちらのM3 Coupeは、メタリック調のシートでフルラッピングされています。
写真では分かりにくいのですが、ヘアライン入りのステンレスっぽい感じのシートです。
内装は、レザーおよびアルカンターラでフルカバーされています。
以上、下品なヤ○キーカーやチ○ピラカーは一切サプレスして、会場からお伝えしました。0xF8D7
〔関連情報〕
・富山巡礼の旅 ~日本BBS訪問~