住宅街の中にある、とある小さな音楽堂。
今夜はここで、奥さんの参加している室内楽団の演奏会がありまして。
小さな音楽堂ではありますが、オーナー氏のこだわりでしょうか、天井高が十分に高く取ってあり、音響がとても良いのです。これには驚きました。
ヘッドフォンでモニタしていても、弦楽器そのものが奏でる音に加えて、弦の上に弓を走らせた時に出る微かに擦れるような音や、主奏者がザッツを出した時の生々しい息づかいが、手に取るように聴こえてきます。
それだけに、奏者泣かせの音楽堂ともいえるでしょう。僅かなタイミングのずれやピッチの違いが、如実に表れてしまいます。
奏者の緊張感が、こちらにも伝わってくるようでした。
〔関連情報〕
・Lunch Concert in Komaba Tohdai
(2011年9月24日)
・Ichigaya Music Hall
(2011年3月5日)
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