ドアミラーにつづいて、カーボンフロントリップスポイラー(以下、スポイラー)の取り付けです。
正式名は、「BMW M Performance Carbon Front Splitter」です。
はじめに、フロントカウル底部の、M6mmのボルト(青○の方)を外します。
部品には、両面テープが付いていないので、住友3Mさんの、自動車外装用の両面テープを使います。
かなりエッジの効いたデザインです。
アールがきつい部分があるので、すべての縁に両面テープを貼り付けることはできません。
ボディーとの隙間をふさぎ、防水する意味で、アールがきつい部分には、スポンジゴムを貼り付けることにします。
スポイラーを一度ボディーに仮組みして、両面テープで接着すべき部分と、スポンジゴムで防水すべき部分とに、おおよその見当を付けておきます。
直線的なところに両面テープを貼り付けていきますが、それでも微妙にアールが付いているので、力加減に注意しながら、縁ギリギリのところを狙っていきます。
アールのきついところには、スポンジゴムを5mmの幅に切り出したものを、縁ギリギリのところに貼り付けていきます。
貼り付け終わったら、クラフトナイフとクラフトばさみを駆使して、エッジのアールを処理しておきます。
#タイムコストに追われる某「ファッション系チューニングショップ」なんぞには、こんな細かな芸当はできないでしょう。0xF9D1
いよいよ貼り付けです。
貼り付けの際には、両面テープの剥離シートを、いきなり全部剥がさずに、数cmだけ剥がした状態にしておきます。
こんな感じで、剥離テープを、スポイラーとボディーとの隙間から、少し出しておきます。
この状態で、スポイラーとボディーとの組み付け具合をみて、前後に偏りがないか、左右がシンメトリーになっているか、微調整します。
最後に、剥離テープを慎重に引き抜いて、ボディーに完全に密着させます。
さすがは純正パーツ。金型(CADデータ)を共有しているだけあって、細部のチリまでぴったりです。
#どこぞのエアロパーツ屋の“張りぼてカーボン”とは、成型精度が違います。0xF9D1
完成した状態です。
スポイラーによって中央のエアインテークが強調され、まるでF-16ファイティングファルコンの「シャークマウス」のようです。
(画像は、Wikipediaから引用)
こんな感じ。0xF9CF
正規ディーラー価格では、片側59,000円(税別、取付工賃別)ですが、今回は円高(ユーロ安)の恩恵もあって、片側24,426円(輸送費、関税別)で取り付けることができました。0xF9F8
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