前回の続きです。
一息ついたので、いよいよ鐘楼に上ることにします。
地上からエレベーターで上がり、残り少しだけ階段です。
いやぁ、素晴らしい眺めです。0xF9CF
ナポレオンをして、「アドリア海の真珠」と言わしめたのも、頷ける気がします。
#まるで、「紅の豚」のワンシーンのようです。
(ポルコ・ロッソとカーチスの決闘の地(島)に、観衆が各々の船で向かうところ)
サンタ・ルチア駅に到着する前に見掛けた、巨大な豪華客船が見えます。
サン・マルコ大聖堂を、上から。
ということで、絶景も見れたので、そろそろ帰路につくことにします。
帰りは、メルチェリーエ通りをとおって、リアルト橋に向かい、そこから水上バスに乗ることにします。
いたるところに水路が張り巡らされていて、ほんとうに迷路のようです。
目の前を、ゴンドラがゆっくりと通り過ぎて行きます。
リアル・ピノッキオのお店を発見。
後で調べたところ、「ピノッキオの冒険」って、イタリアの作家の作品なのですね。
リアルト橋に到着。
橋の上は、宝石店や貴金属店、皮革製品のお店がずらりと並ぶ、ショッピングアーケードとなっています。
リアルト橋の上から。
ほんとうに、映画のセットの中に迷い込んでしまったかのような感じです。
小腹が空いたので、運河沿いのカフェで、ちょこっと腹ごしらえ。
「Rialto」から水上バスに乗り、行きに乗った「Ferrovia」を通り越して、「Piazzale Roma」(ローマ広場)というところで降ります。
このモダンな赤い橋は、「コスティツツィオーネ橋」といい、2008年に架けられたものです。ヴェネツィアは、中世の風景の中に現代の生活が同居する、不思議な街でした。
ここからシャトルバスに乗り、一路、マルコ・ポーロ・テセラ空港に向かいます。
滑走路の向こうに、ラグーナが見えます。
イタリアで見る、最後の夕日。
そして月。
ラグーナの上に建つ街を、やさしく照らしています。
またいつか、きっと来ようと思います。ありがとう、ヴェネツィア。ありがとう、イタリア。
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