ということで、チップセットのSATAインターフェースでは、パフォーマンスが思うように上がらないことから、専用のRAIDボードを購入することにしました。
HighPoint社の「RocketRAID 2720SGL」(購入価格:121.77ドル=約9,800円)です。
秋葉原では、1万円台後半で売られてます。
同時に購入した「INT-MS-1M4S」(購入価格:15.59ドル=約1,250円)です。Mini-SASコネクタを、4つのSATAコネクタに変換するためのケーブルです。
ヒートシンクに覆われていて見えませんが、RAIDコントロール用のチップは、Marvell社の「88SE9485」を使っているようです。
#「Maximus IV Extreme」も、RAIDコントロール用にMarvell社のチップ(88SE9182)を積んでいますね。
Mini-SASコネクタが2つあるのが見えると思いますが、このカード1枚で、最大8台までのSATAドライブをコントロールすることができます。
インタフェースは「PCI Express 2.0 x8」ですが、「Maximus IV Extreme」では、「PCIe 2.0 x16スロット」に挿入して使っています。
さて、さっそくパフォーマンスチェックです。
前回の、チップセットのSATAインターフェースでRAID5を組んだ場合です。
シーケンシャルリードでは、HD単体の3倍のパフォーマンスを示していますが、逆にシーケンシャルライトでは、8分の1にまで低下してしまいました。
「RocketRAID 2720SGL」の場合です。
シーケンシャルリード/ライトとも、HD単体の2.7倍となっています。チップセットRAIDに比べると、リードでは若干低く(477.3MB/s→438.5MB/s)なっていますが、ライトでは、著しい改善(20.82MB/s→430.5MB/s)を示しています。
ということで、シーケンシャルでは、リード/ライトとも、理論値である約3倍(4台構成の場合)を達成しました。
これで、「Ultimate Tera Storage Machine」として、地デジをごりごりキャプチャーすることができるようになりました。0xF9F8
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