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BMW Welt -- How to Go (1) --

2010/06/30

(この記事は、現地2010年6月22日のものです)

 まずは、「BMW Welt」への行き方について、紹介します。

 ルフトハンザでは、成田からミュンヘン行きの直行便が出ていますが、今回はパリにて観光をしたため、エールフランスを利用して、パリを経由してミュンヘンに入りました。

Munich

 「翼よ、あれがミュンヘンの地じゃ」0xF9F8

 シャルル・ド・ゴール国際空港(パリ)から、ミュンヘン国際空港までの所要時間は、正味1時間半ぐらいです。飛んだと思ったら、あっという間に着いてしまいます。

 フランスとドイツを跨るとはいえ、国内線並みの距離なので、エアバス社の近・中距離向けモデル、「A321-200型」の機体が使われていました。

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 ミュンヘン国際空港に着きました。地上は曇りです。

 エールフランスの到着便は、ターミナル1のEエリアでした。

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 シャルル・ド・ゴール国際空港と比べると、明るくて機能的、というか、メカニカルな感じがします。

 先入観なのかも知れませんが、「ドイツっぽい」感じです。0xF9C6

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当然のことながら、こちらでは、タクシーもBMWやMercedesです。

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 こんなタクシーも、いたりします。(乗せろ)0xF9C7
(しかも、サンルーフ付き)

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 とりあえず、「Sバーン」という電車に乗るので、「S」というマークを目指して、ずんずん進みます。

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 まずは、ミュンヘンの中心部、「ミュンヘン中央駅」(Hauptbahnhof、ハウプト・バーンホーフ)に向かいます。
(Hauptは「主要な」、Bahnhofは「鉄道の駅」の意)

 ドイツには、都市間を結ぶ「DB」(デーベー、ドイツ鉄道)と、都市部と近郊を結ぶ「Sバーン」、都市部の地下を走る「Uバーン」があります。
(Sバーンは、地下の区間もあります。反対に、Uバーンは、地上の区間もあります)

 空港からミュンヘン中央駅へは、Sバーンを使います。路線は、「S8」と「S1」とがあり、いずれもミュンヘン中央駅を通りますが、帰りのことを考えると、S8の方が便利だと思います。
(S1の復路は、車両が途中で切り離されて、空港に着かない場合があるそうなので)

 切符は、自動販売機で買ってもよいのですが、いきなりは難しいため(後述)、チケットカウンターで買いましょう。

 空港からミュンヘン中央駅へは、9.60ユーロですが、2人連れであれば、ペアチケット(18.80ユーロ/2名、内郭エリア1日周遊券付き)を買った方が、お得です。

 なお、ここで、ミュンヘン市内の「地下鉄マップ」を貰っておくと、後々便利です。

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 ここが、Sバーンへの入口です。

 ドイツの鉄道には、改札口がありません。写真中央にある、小さな青い機械(刻印機)に切符を入れて、乗車時刻をパンチします。

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 ここでいきなり、にわか鉄チャンに変身です。0xF9C7

 S8の「Herrsching」行きと書いてあるので、大丈夫そうですね。

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 ドイツの電車は(フランスでもそうでしたが)、ドアは自動で開きません。

 日本でも、田舎の方はそうですが、乗り降りする時は、自分で操作してドアを開けます。最初は少し戸惑いますが、慣れると普通になります。

 新型車両は、LEDがチカチカしているところ(ドアの合わせ目あたり)をタッチすると、ドアが開きます。

 ちなみに、ドイツでは、発車のベルが鳴りません。定刻になると、音もなくドアが閉まります。(いちおう、挟み込み防止の警告音が鳴りますが)

 焦って電車に飛び乗るのは、日本人ぐらいなものでしょうか。0xF9D1

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 0xF9A4「タラン、タンタ、タ~ララン、タ~ラ~ン」(「世界の車窓から」のテーマで)

 0xF8D7「今日は、ドイツ鉄道、ミュンヘン郊外の車窓からお送りします」

 車内です。広くて、とても綺麗です。

 広軌(新幹線と同じレール幅)なので、車両自体の幅が広く、隣の座席との間隔に余裕があって、ゆったりしています。

 また、フランスの鉄道は、落書きだらけで、座るのも躊躇してしまうほどの汚ったない座席でしたが、ドイツの鉄道は、とても清潔な感じがします。

 空港の清潔さといい、駅ナカの清潔さといい、国民性が表れているといっていいでしょうか。これでまた、ドイツが好きになってしまいました。0xF9CB

 空港からミュンヘン中央駅までは、約40分です。

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 ということで、ミュンヘン中央駅に到着です。
(Sバーンの到着は、地下ホームです)

 いや~、広いですね~。まさに、「ヨーロッパの駅」という感じです。0xF9CF

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 ICE(Inter City Express、イー・ツェー・エー)も含め、新旧の車両が入り乱れています。

 ヨーロッパ鉄チャンには、たまらない光景かと。

 ここから、パリをはじめ、ヨーロッパ各国の都市に行くこともできます。

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 駅前のロータリーです。

 ミュンヘンのタクシーは、クリーム色に統一されているようです。

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 写真中央のレンガ色の建物が、今回泊まった「Europäischer Hof」(ユーロパイシャー・ホフ)というホテルです。

 ミュンヘン中央駅のすぐ側で、カールス広場やマリエン広場に近く、また現地ツアー会社のMy Bus社の集合場所(カールシュタット)にも近いことから、ここにしました。

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 駅に近すぎるので、騒々しいかなと思っていたのですが、中庭に面した「Comfort Double Room facing Inner Courtyard」にしたので、 とても静かでした。
(ドイツがワールドカップで勝利した夜を除いて)0xF9C7

 コンフォートというだけあって、なかなかに広いです。

 インターネット環境も整備されており(有料)、2Fのバンケットルームには、自由に使えるPCが設置されています(無料)。

 3泊(朝食付き)で、601ユーロ(68,636円)でした。

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 ちなみに、ドイツでは、ある一定以上のクラスのホテルに泊まらないと、「シャワーはあってもバスタブがない」ということがあるそうです。お湯に浸かりたい場合には、ホテルの予約時に、「バスタブ付きであるかどうか」、確認が必要かと。

 また、写真の左端にちょこっと写っていますが、ドイツの電源コンセントの形状は、「C」か「SE」です。デジカメやスマートフォンなどのディジタルガジェットを持って行かれる方は、変換アダプタをお忘れなく。
(電圧は230V、周波数は50Hz)

 ということで、

 0xF8D7「次回は、ミュンヘン中央駅からオリンピックセンター駅までを、お送りします」

 0xF9A4「タラン、タンタ、タ~ララン、タ~ラ~ン」

(つづく)

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