前回の続きです。
とりあえず、実験用の回路を、サクっと作ってみました。0xF9C6
こんな感じです。
モジュールをPCに接続する前に、AE-UM232Rのセットアップをしておきます。
FTDI Chip社のホームページから、FT232R用のVCPドライバをダウンロードし、インストールしておきます。
VCP(Virtual COM port)の設定が終わったら、いよいよ、モジュールをPCに接続します。
AE-UM232RにUSBケーブルを接続すると、ELM327が正常に動作していれば、ELM327に接続してある4つのLED(送受信インジゲータ)が、順番に点灯します。
(今回の回路では、緑色のLEDが、OBDのTxD/RxD、黄色のLEDが、RS-232CのTxD/RxD)
ELM327は、ATコマンドを使ってコントロールするので、簡易動作チェックとして、「ハイパーターミナル」を使ってELM327に接続します。
試しに、「AT I」(I:Identify yourself)と投げると、「ELM327 v1.3a」と返ってきました。
(これは、ELM327のファームウェアのバージョンが、1.3aであることを示しています)
「AT Z」(Z:reset all)と投げると、初期化シーケンスが走り、4つのLEDが順次点灯して、同じく「ELM327 v1.3a」と返ってきました。
他にもいろいろとコマンドがありますが、とりあえず、USBを経由してELM327と会話ができて、正常に動作して(いそうな)ことが分かりました。0xF9CF
次回は、いよいよ、M3 Coupeに接続してみることにします。
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