― イタリアでなぜファシズムが生まれ、国中を席巻していったのか。1900年に生まれた二人の男の軌跡を追いながら、20世紀のイタリア現代史を描く一大叙事詩 ―
と書くと、何となく安っぽく見えてしまいますが、監督・脚本:ベルナルド・ベルトルッチ、撮影:ヴィットリオ・ストラーロ、音楽:エンニオ・モリコーネのゴールデントリオが組んだ、5時間18分にも及ぶ超大作です。(邦題:「1900年」、制作:1976年)
特に、哀しげだけれども、凛とした美しさと強さを持ったエンニオ・モリコーネの音楽が泣かせます。0xF9C6
若き日のロバート・デ・ニーロ(当時33歳)も出演しています。
同じく、20世紀初頭のアメリカに生まれた二人の男の成功と確執を描いた「ケインとアベル」(原作:ジェフリー・アーチャー)という作品も好きですが、こちらはまた別の機会に。
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