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Light Switch (10)

 前回の続きです。

HID Light Switch

 とりあえず、ブレッドボード上に、評価用の回路をささっと組み付けて、PICのプログラムを開発します。

 ボード上の左下にある2つのタクトスイッチは、それぞれ「スモールランプ」と「フロントフォグランプスイッチ」を模しています。

 これら2つの入力が同時にONになった時に、パワーMOSFETを使って、フォグランプ用のリレーを駆動させます。あわせて、パイロットランプとなる「高輝度青色LED」を点灯させます。

 フォグランプスイッチを押す毎に、フォグランプが「OFF→ON」または「ON→OFF」となる(トグル動作する)ようにします。

 また、フォグランプスイッチからの入力は、チャタリングが発生するものとし、その対策として、40msの判定時間を設けます。

 さらに、フォグランプスイッチが、何かの拍子で押し続けられた場合、単純なトグル動作のロジックでは、出力が発振してしまう(高速にONとOFFを繰り返してしまう)ため、この対策も組み込みます。

HID Light Switch

 Microchip Technology社から無償で提供されている統合開発環境、「MPLAB IDE」(Integrated Development Environment)を使って、プログラムを書いているところです。

 「PIC10F200」のインストラクション数は33種類と、非常にシンプルですが、ニーモニックも分かりやすいため、すぐに覚えられます。

 実はその昔、大学院の学生だったころ、ゲームプログラマーのアルバイトをしていました。当時はZ80やi8086の全盛期で、四六時中、寝る間も惜しんでプログラムをゴリゴリ書いていました。それらに比べれば、はるかに簡単です。
(懐かしい・・・)0xF9C6

 なお、ソースプログラムは公開しません。公開すると、まったく同じモノを作って、ネット上で商売始めちゃう姑息なヤカラが湧くので。

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Comments(2)

はじめまして、JZS161の頃から拝見させていただいておりました。

私もPICで色々遊んでいます。クルマに装着して長いものだと10年目になります。知人にも作ってあげたりして、遊んでいます・・・。

が、中には、俺にも作ってくれ、回路公開せよ、ソースリスト公開せよ、とうるさい連中もいます。タチの悪いのは、断ると更にエスカレートする連中です(笑)。

こちらのHPはとても有名なので、そういう連中を相手にするのは疲れるかと思いますが・・・自作は楽しいですね、今後も読者を色々なパーツで楽しませてください。

posted by  a1 at 02:15:32 2009/09/14 | reply

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