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レザーシートのメンテナンス

2009/06/14
[ Car, Tips ]

 今日はほどよい曇り空で、絶好のメンテナンス日和でした。この機会に、前々から気になっていた、レザーシートのメンテナンスをしてみました。0xF9C6

Leather Care

 M3 Coupe純正の、Mスポーツ・シートです。

 インテリアカラーは、「パラディウム・シルバー」。ボディーカラー(シルバー・ストーンⅡ)と同様に、少し青味掛かったグレーです。

 純正オプションの「エクステンド・ノヴィロ・レザー・インテリア」を選択し(+205,000円)、標準のものよりも、レザーの使われている箇所が多くなっています。

Leather Care

 今回使用したケミカル用品、AUTOGLYMさんの「レザー・クリーナー」(右側)、「レザー・ケア・クリーム」(左側)です。

 BMWさんの純正用品としても、レザーケアキットが出ていますが、なんとなく同じもののような予感がしたので(謎)、AUTOGLYMさんのものを使っています。
(530i M-Sportからキャリーオーバーしました)

Leather Care

 Mスポーツ・シートは、サイドサポートがしっかりしているので、側面・座面とも、これだけ盛り上がっています。

#サイドシルプロテクター(スカッフプレート)が外れているのはご愛敬。またも、現在改造中。0xF9C7

 中古のALPINA B10などを見ると、よくこのサイド部分が“ガビガビ”になっているものがあります。(ALPINAに限りませんが)

 このサイド部分、乗降の際に、どうしても擦れてしまうところなのですが、ガビガビになってしまう前の「予防保全」として(業界用語か?)、レザーケアキットでメンテナンスしておくことにします。

 「少し汚れて(ヘタって)きたかな?」というタイミングではなく、「汚れる前に(ヘタる前に)ケア」しておくことが肝要です。

 使い方は、とても簡単です。

  1. 適度に絞った柔らかい布で、レザーシートを拭く。
    (汚れを落とすというよりも、シートの縫い目などに入り込んでいる細かなゴミを落とし、この後の工程で、シート表面に傷を付けないため)
  2. 別の柔らかい乾いた布に、「レザー・クリーナー」を吹き掛け、シート表面の汚れを、優しく拭き取る。
    (間違っても、クリーナーはシートに直接吹きかけない)
  3. 1.で使った布をきれいに濯ぎ、固く絞った上で、シート表面をもう一度拭く。
    (その後、しばらく時間をおいて、乾燥させる)
  4. さらに別の柔らかい乾いた布に、「レザー・ケア・クリーム」を含ませ、シート表面を優しく拭く。
    (クリームは、シート表面に直接垂らさない)

Leather Care

 こういう細かいところも、しっかりケアしておきます。

#この「シート深さ調節」の部分、530i M-Sportでは電動だったのですが、M3 Coupeでは手動になってます。

 レザーケアクリームで拭き上げた直後は、シート表面が少しヌメヌメした感じになります。また、クリーム独特の香りがします。(イヤな香りではないですが)

 しかし、半日もすれば、レザー内部に染み込んでいき、レザー本来のしっとりした感触に戻ります。

 運転席側のサイド部分は、擦れることが多いため、念のため、もう一度拭き上げておきます。

 なお、4.で使った布は、クリームがいい感じに馴染んでいるので、水洗いなどはせず、密閉できるビニール袋に入れて、次回のメンテナンスの時まで取っておきます。

 ということで、レザーシートのメンテナンスで、新車同様に蘇りました。(っていうか、まだ新車ですけど)

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