〔注 意〕
ここで紹介する情報に基づいて改造を行った結果、万が一何らかの事故や損害等が発生した場合でも、当方は一切の責任を負いません。改造を行う場合には、全てご自分の責任で行ってください。
前回の続きです。
ステアリングコラムのカバーが外れたところで、コイルスプリングカートリッジを交換します。
青○の位置にあるトルクスボルト(T20)4ヶ所と、青□の位置にあるツメ4ヶ所を外します。
右側面のツメは、こんな形状をしています。
マイナスドライバーなどで、外方向に押し出しながら、コイルスプリングカートリッジを手前に引くと、外れます。
コイルスプリングカートリッジに付いている黒コネクタ(X10170コネクタ)を、外します。
標準のコイルスプリングカートリッジが外れました。
白コネクタ(コネクタA7)の付いたケーブルを、純正のハーネスに沿わせて立ち上げます。
マニュアルのとおり、黒コネクタ(X10170コネクタ)の1番ピン~6番ピンを、白コネクタ(コネクタA7)の1番ピン~6番ピンに差し替えます。
青コネクタ(X14271コネクタ)の時と同じ要領で、端子の根元にある小さなツメを、マイクロドライバーで押しながら、コードを慎重に引き上げます。
また、信号線を間違えないよう、黒コネクタの1番ピンを抜いたら、白コネクタの1番ピンに挿す、という作業を6回繰り返します。
信号線の差し替え(コネクタの付け替え)完了です。
#外した黒コネクタ(X10170コネクタ)は、今後のために必ず保管しておきます。
コイルスプリングカートリッジの比較です。
左側が標準のコイルスプリングカートリッジ、右側がPSWのコイルスプリングカートリッジです。ステアリングのマトリクスディスプレイ用のコネクタが増えています。
なお、PSWのコイルスプリングカートリッジの右下には、赤いプラスチック部品が付いていますが、これは、ステアリングのニュートラルの位置がずれないように固定しておくためのストッパーです。
PSWのコイルスプリングカートリッジを固定するまでは、絶対に外してはいけません。
#コイルスプリングカートリッジの詳細については、こちら。
PSWのコイルスプリングカートリッジを取り付けます。
PSWのコイルスプリングカートリッジに、白コネクタ(コネクタA7)を差し込みます。
白コネクタ(コネクタA7)の付いたケーブルは、純正のハーネスに沿わせて、タイラップで固定しておきます。
取り外した時と逆順で、ステアリングコラムのカバーを、元に戻します。
つづいて、マニュアルには記載されてませんが、パドルシフトスイッチやマルチファンクションスイッチなどを、標準のステアリングホイールから、PSWのステアリングホイールに移植します。
青○の位置にあるトルクスボルト(T20)3ヶ所を外すと、センターカバーを外すことができます。
青□の位置にあるコネクタ2ヶ所と、青○の位置にあるトルクスボルト(T20)4ヶ所を外すと、パドルシフトスイッチとマルチファンクションスイッチを外すことができます。
取り外された、パドルシフトスイッチとマルチファンクションスイッチです。
左側が標準のセンターカバーで、右側がアルカンターラバージョンのセンターカバーです。
マルチファンクションスイッチを、センターカバーに取り付けます。
パドルシフトスイッチを、ステアリングホイール本体に取り付け、さらにセンターカバーを、ステアリングホイール本体に取り付けます。
これにて、スイッチ関連の移植は完了です。
(つづく)
おお、SOA殿相変わらずやってますね~。
久しぶりにコイルスプリングカードリッジの写真を拝見し、懐かしく思い出しました。
ワタシのパコパコステアリングは元気です。
それにしても、面白そうです。ウラヤマシイ!!
同じことやりたいからクルマ乗り換えようかな~(爆)
tsuno5301さん、こんばんは&お久しぶりです。
書き込み、どうもありがとうございます。
> おお、SOA殿相変わらずやってますね~。
ははっ、性懲りもなく、またやってます。0xF9C7
> それにしても、面白そうです。ウラヤマシイ!!
> 同じことやりたいからクルマ乗り換えようかな~(爆)
ぜししとつ、いっちゃってください。4枚ドア版も出ましたし。
そして、tsunoM3になってください。(^_^)b