たいがいのことは自分でやってしまう職人ですが、これだけは本物に敵わないと思っているものがあります。「フィルムの施工」です。
自分のクルマで何度かチャレンジし、ちまたの素人が貼るよりはかなりイイ線まで行ったのですが、よ~く見ると、どうしても微細な埃がガラスとフィルムの間に入ってしまうのです。
これは、仕事の「丁寧さ」というよりは、「手際の良さ」が必要なのではないかと考えました。
ということで、本物の職人さんにお願いすることにしました。
なぜにいまごろ「断熱フィルム」かというと、「暑さ対策」と「紫外線対策」のためです。
昨年10月の入居当初は、それほど緊急性を要さなかったのですが、ここのところの暑さで、日中は室温がかなり上昇してしまうようになりました。
また、窓に比較的近い位置にリクライニングソファーなどを置いていることから、紫外線による影響も気になるところです。
見晴らしの良さと引き替えのデメリットですが、ここできちんと対策を打っておくことにしました。
施工した断熱フィルムは、いろいろと比較検討した結果、最終的に住友3Mさんの「ピュアリフレ」(RE80CLIS)を選びました。
紫外線カット率の高さ(99.9%以上)は当然のこととして、日射吸収率の高さ(37%)がポイントとなりました。
赤外線カットによる断熱効果は、BMWのオプションである「クライメート・コンフォート・ガラス」で経験済みのため、迷うことなく選びました。
(炎天下で直射日光を浴びても、手の甲などのジリジリ感が、明らかに少ないのです)
さらに、住友3Mさんの断熱フィルムでは、他社には見られない「防虫効果」を謳っています。
(おそらく、虫の好む波長をカットする特性があるものと考えます)
施工後の違いは画像では分かりにくいのですが、施工前の状態より、微妙にグレー掛かっているというか、ミラーっぽくなったように見えます。
(ミラーっぽく見えるのは、おそらく微細な金属粒子が含まれているものと考えます)
なお、断熱フィルムの施工は、入居時のオプションとして選ぶこともできますが、某「デベロッパーお抱えのインテリア会社」なんぞに依頼すると、いつものことながら「ボッタクリ価格」となってしまいます。
今回も、“中抜き”して、某「社員割引の効く業者さん」に依頼することにより、割安にて施工してもらうことができました。
(ベランダ側全面ガラス6面で、99,000円(税込))