「オトナの事情」が、一気に解消の方向に動きそうです。
●フォーマット戦争の「終わりの始まり」?――ワーナーがBlu-ray Discに一本化
(2008年1月5日:ITmedia +D LifeStyle)ワーナー・ホーム・ビデオが、HDパッケージソフトをBlu-ray Discのみに一本化すると発表した。北米でHD DVDタイトルの約半分を供給しているワーナーだが、この決断が次世代光ディスク戦争に与える影響は大きい。
ワーナー・ホーム・ビデオは日本時間の1月5日朝、HDパッケージソフトをBlu-ray Disc(BD)のみに一本化すると発表した。ワーナーは今年5月まで、予定されているHD DVDビデオパッケージを提供するが、それ以降はBDのみに供給する。
この発表に伴い、米国時間の6日夜に予定されていたHD DVD Promotion Groupの発表会は中止となり、東芝DM社・社長の藤井氏も渡米をキャンセル。東芝関係者によると、HD DVDに関連した取材アポイントメントはキャンセルする方向で話をしているという。
ワーナーのこの決定、「BDに勝ったとは言わないが、圧勝」発言の某氏が、いちばん“ワンダー”されていることでしょう。
一方のストさんは、「皆さんは、ソニーが本日、ブルーな気持ちなのでは?とお思いでしょう。そしてそれはとてもいい気分です」と、ユーモアたっぷりに、ご機嫌のご様子。
〔関連情報〕
・ワーナーのBD選択、東芝は「極めて残念」
(2008年1月6日:ITmedia +D LifeStyle)
・ソニーのストリンガーCEOがBlu-ray勝利をアピール、「すべてをブルーに覆った」
(2008年1月7日:Impress AV Watch)
・「BDは戦艦大和。年内には決着」。東芝DM社藤井社長
(2006年3月31日:Impress AV Watch)
・「負けたら土下座する」東芝・次世代DVD発売会見
(2006年3月31日:Nikkei IT-PLUS)