前回のリヤ編に続き、フロント編です。
ローター関係を洗浄し、脱脂します。
スペーサーをハブに組み付ける際には、軸受け部分にシリコングリスを塗っておきます。
(ハブ面には絶対に塗ってはいけません)
軸受けにグリスを塗っておかないと、スペーサーがハブに固着し、点検の際に外せなくなってしまいます。
(こんな基本的なことすら知らない(知っててもやらない)ショップがあるようですが、後先考えないというか、これだけ回転精度とバランスが要求されるところをハンマーで叩くなんて、考えただけでも恐ろしいです)0xF9D1
塗装完了です。
前回は書きませんでしたが、スプレーで塗装する際のマスキングは、「これでもかっ!」というくらい、入念にしておきます。
特に、キャリパーの裏側のブレーキホースや、ブレーキフルードの空気抜き栓のキャップなど、ゴム製の部品には、塗料が絶対に掛からないようにします。
(塗料が少しでも掛かると、経年変化でゴムが劣化します)
サクっと完成。
繰り返しになりますが、ローター面に微妙にはみ出た塗料は、走り出せば勝手に綺麗になります。
〔装着比較〕
スペーサーの装着前後の比較です。
いや~、ツラツラです、イチイチです。0xF9CB
しかも、怖いくらい計算通りです。
〔インプレッション〕
ホイールの隙間から見えるゴールドキャリパー。
ぬぉ~、これだけでブレーキ性能が上がったような気がします。0xF9C7
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