気付いた方は、気付かれた(気付かなかった方は、まったく気付かなかった)と思いますが、こちらやこちらにあるFlashムービーには、ある特殊な処理が施してあります。
本論からは外れますが、少し解説します。(もと画像屋の自己満足ですが)0xF9C7
まず原画像です↑。
Border()関数で、周囲に作業領域を確保します↑。
GaussianBlur()関数で、ぼかし効果(ガウシアンフィルタ)を掛けます↑。
原画像の中で、明るい部分が強調されたようなイメージになります。
Composite()関数で、背景の上に、Plusモード(輝度値を合算)で合成します↑。
プロジェクターから投射された光が、スクリーン上で周囲に拡散したようなイメージになります。
さらに、Composite()関数で、原画像をOverモード(上書き)で合成します↑。
比較のため、背景の上に、単純に原画像を合成したイメージを載せます↑。
単純な合成では、なんとなく薄っぺらい感じが拭えません。明らかに、拡散効果を加えた方が、リアリティが増しています。
この処理を、動画像のすべてのフレームに施すことにより、画像中の明るい部分の動きに合わせて、拡散光も付いていくような視覚効果を得ることができます。
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