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2007年6月14日 Archive
2007/06/14

 前回の続き。

dining03.jpg

 我が家の見取り図。ダイニングテーブルの設置予定位置の真上に、思いっきり「下り天井」が通過している。

 位置的には、下り天井に直付けしてしまう手もあるが、さすがに躯体に振動ドリルで穴を開けるのは気が引ける。(第一、配線の処理に困る)

 さて、ここまで引っ張っておきながら、答は非常に簡単である。

 「ライティングレール」に下駄を履かせて、ちょうど棒高跳びの逆バージョンのように、下り天井の段差を飛び越えさせれば良いのだ。

duct01.jpg
(写真は、某P社さんから拝借)

 まずは、ライティングレールの本体。(某P社さんでの呼称は、「100V配線ダクト」)

 この本体に、「フィードインキャップ」および「エンドキャップ」を組み合わせ、通電させる。

duct02.jpg
(写真は、某P社さんから拝借)

 つづいて、この「パイプ吊りハンガー」を使って、下り天井を跨がせる。

 パイプは切断できるので、パイプカッターを使って、下り天井の下がり幅ギリギリになるように調節する。配線は、パイプ内部を通すことができるので、いたってすっきり設置できる。

 ちなみに、このパイプ吊りハンガーは、一般的なカタログには掲載されていない。プロ用の「電設資材カタログ」に掲載されている。

 約1,500ページにも上る分厚いカタログだ。所望の製品を探すだけでもたいへんだが、「お~ぉ、こんな製品もあったのか~ぁ」と、見ているだけでも面白い。