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2006年4月 Archive

 先日の投稿の続きです。

 たびたび引用させていただいている、この方のblogですが、

「神の見えざる手」では。。。
(2006年4月17日:ITmedia +D)

 市場原理しか勉強していない経済学者たちが、放送やら通信の世界に口を挟んできて、何となく、こちらも慣れてしまったような感があり要反省なのだが、通信の世界にしたって、競争が激しくなったからって、別にサービスは向上しているわけでもないと感じる。

 最初の二ヶ月は無料だとか、その手のお金の話ばかり盛んだが、何か用があって、カスタマーセンターなどに電話をかけると、ちっとも問題が解決しないことを改めて感じる。競争、競争と言うが、価格以外のところでも、やっていただけないものかと思う。

 価格だけの競争になれば、一方でコストをセーブしなければいけなくなる。客の苦情なんかを丁寧に聞いていたって儲からないことも分からないでもない。だから、人間と話をするに至るまでに、結構な時間がかかってしまったりする。だけど、こういう状況って、果たしてサービスが向上したっていうのだろうか。

 価格競争だけでは勝てなくなる日が来る。一方で高齢化社会だって言っているわけだし。まあ、前から言っていることの繰り返しですけどね。

 いっそう辛口に磨きが掛かってますねぇ。さらにこれとか。(しかし、まぁ、よくもこれだけタイミング良く不祥事が発覚しますね)0xF9C7

 その他のところでは、

NTTを俎上に乗せた竹中懇の落としどころ
(2006年4月14日:Nikkei ITpro)

 NTTが今,大きく揺れている。その震源地は竹中平蔵総務大臣直轄の私的懇談会「通信と放送の在り方に関する懇談会」(以下,「竹中懇」)。NHKに加え,NTTのあり方に大きくメスを入れるものとなっているからだ。

 NTTのあり方に対する議論が本格化したのは第4回会合から。竹中懇の座長を務める松原聡東洋大学教授が,会合後の会見で「NTTの組織の抜本的な見直しが必要だ」と発言。(関連記事)。NTT東西地域会社のアクセス部門の分離問題やNTT持ち株会社配下の研究所についても言及し,NTT法の改正も辞さない姿勢を打ち出したのだ。

 実はそれに先立つ2005年11月,NTTグループはNTT法を改正しないまま「グループ内の役割の整理」を進める方針を宣言した(関連記事)。かつてNTTグループは97年のNTT法改正とそれに伴う99年のNTTグループ再編劇で,多大な時間と労力を費やした。その過程にかかわった現経営陣は,法改正を回避しながら光ファイバの推進と次世代ネット構築に向けた体制を固めようとしたのだ。

 しかし竹中懇のスタートでその思惑は大きく軌道修正を迫られる。3月には和田紀夫社長が自ら公開ヒアリングに立ち,KDDIの小野寺正社長兼会長やソフトバンクの孫正義社長と激論を交わす羽目に陥った(関連記事)。和田社長としても昨年11月に封じ込めたはずのNTT法改正が,まさか半年もしないうちに再燃するとは思っていなかったはずだ。

 逆の視点から見ると,NTTの組織がこれほどの荒波にさらされるのは久しぶりともいえる。例えば99年の再編時にはNTT持ち株会社に属する格好で落ち着いたNTTグループ内の研究所。松原座長の「研究開発は外部に出すべきだ」との発言を受け,職員の間に動揺が広がったという。

 ただ気になるのは竹中懇の会合ごとに,議論の進展に大きな幅があること。例えばNTTの組織のあり方に対する松原座長の発言は,第4回会合は「抜本的な見直しが必要という意見で構成員が一致した」だったが,第5回会合は「構成員で新たに一致した合意事項はなかった」となる(関連記事)。その事情はいくつか聞こえてきているが,振れ幅の大きさゆえに最終的な落としどころを推測することが難しい。目標とする6月の取りまとめまでに,十分な検討が可能なのかという懸念も浮上している。

 次回の4月20日の第10回会合では,放送分野を総括した第9回会合を受け(関連記事),通信分野を総括する予定である。少なくともここが落としどころの方向を見極めるポイントになることは確か。その内容は見逃せない。

 ということで、明日4月20日、いよいよ決戦の日を迎えることとなりました。

 ちなみに、今回も、会合の模様はネットで配信、、、と思っていたら、過去のも含めてリンク切れになっていました。やはり、子供にも見せられない低レベルな議論を、いつまでも国民の目に晒しておく訳にはいかなかったか・・・。0xF9D1

 さぁて、これまでの数々の議論を、「タレント学者」さんがどのように総括してくれるか、見ものですな。

 ところで、これだけ毎週のように大きな会合があって、総括もしなきゃいけないとなると、先生本来の「ご研究」は、進んでいらっしゃるのでしょうか。
(余計なお世話だってか)0xF9D1

〔関連情報〕
   ・「通信・放送の在り方に関する懇談会
   (総務省 情報通信政策局 総合政策課)

2006/04/16

 本日は、とある御方のお招きにより、六本木ヒルズに行ってきました。目的は、同ビル51Fのスカイラウンジにある「六本木ヒルズクラブ」で開催される、異業種交流会(?)への参加です。

 そう、あのITベンチャーをはじめとする数々の起業家などが、情報交換の場として利用する「トップ・オブ・ラウンジ」です。

 損さん、居るかな~と。0xF9D1

#ちなみに、写真はSO902iで撮ったので、ちと小さいです。

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 「アザブジュバ~ン」の鳥居坂下からの眺め↑。赤い鳥居の先に、超高層タワーがそびえ立つという、なんともTECHNOPOLIS TOKIOな世界。

 さて、今回の議論のテーマは、「創薬をめざしたケミカルバイオロジー研究の最前線と、カーキチおじさんの行動学ついて」です。(って、をい)0xF9C7

#ちなみに、職人の専攻は、情報通信工学です(でした)。なので、薬学な女の子達とはプロトコルが違うので、ちと苦労。0xF9AB

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 夜はこんな↑感じ。

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 ヒルズ51F(海抜約250m)にあるスカイラウンジ、その名も「the fifty one club」からの眺めです。東京タワーも、斜め下に見下ろす感じ↑。

#ほとんど、映画「ブレードランナー」の世界です。0xF9CF
(BGMは、とーぜん「ヴァンゲリス」で)

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 隣接する「ヒルズレジデンス」も、真下に見下ろす感じ↑。

#いまにもスピナーが離陸してきそうです。

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 テーブルからは、まさに東京の夜景が一望できます。静かで落ち着いた、なかなかに良い雰囲気でした。0xF9CB

 ここ51Fは、フロアすべてが「六本木ヒルズクラブ」の専用スペースとなっており、ラウンジやダイニング、Sushi Bar、ウィスキー&シガーバーなど(もちろん、カンファレンスルームも)、至れり尽くせりの施設が揃っています。

#ちなみに、クラブを利用するには会員資格の取得が必要で、入会にあたっては事前審査があるようです。

 で、異業種交流会の首尾ですが、「薬学研究の将来像と、まったり美味しいプリンの三層構造について」、深~いディスカッションができました。0xF9C7

2006/04/11
[ Car, News ]

BMWグループ3月実績…世界販売が新記録
(2006年4月11日:Response.)

 BMWグループは10日、同グループの2006年3月の新車販売台数は、単月での販売台数で同社史上過去最高を記録したと発表した。販売台数は前年同月比で、BMW、MINI(ミニ)、ロールスロイス合わせて13.5%増の14万4316台。

 一方、2006年の第1四半期にBMWグループは33万2923台(前年29万2236台)を販売し、同社史上過去最高を記録した。国別では、アメリカ合衆国と本国ドイツがほぼ互角でトップ。アメリカ合衆国では7万2588台で、ドイツは7万2557台だった。

 「平凡でない和製高級車」の予想外の苦戦を尻目に、我らがBMWは、国内でも世界市場でも、絶好調のようですね。0xF9CF

〔関連情報〕
   ・BMW Group sets new sales record in March
   (2006年4月7日:BMW Group)

2006/04/10
[ Car, News ]

BMW won’t make engines any bigger
(2006年4月10日:Leftlane News)

 In recent years, many automakers have continued to increase engine displacement, despite rising fuel prices and environmental concerns. For the most part, engines haven’t returned to their peak sizes of the muscle car era, but for many companies they are considerably larger than their offerings of ten years ago.

 A large portion of the big engine push has come from outside the U.S., with automakers like Mercedes pushing beyond five or six liters for performance models. Mercedes recently began implementing a new 6.3 liter AMG engine to replace its 5.4 liter V8. Meanwhile, BMW put a 5.0 liter V10 in the M5, and a 4.8 liter V8 in the 5-, 6-, and 7-series. But don’t expect BMW to follow Mercedes’ lead with even larger engines. Rather, the German automaker will focus on increased efficiency, according to Automotive News. BMW will use turbochargers, more efficient valvetrains and advanced electronics to boost performance while increasing fuel economy, the report said.

 The use of turbochargers is not entirely new to BMW, but the automaker has largely avoided them in favor of naturally-aspirated engines. That is slowly changing, however, with the introduction of a new bi-turbo for the 3-Series. Is this the beginning of a new trend for BMW? It looks that way…

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 そう、BMWは、トレンドを追い求めるのではなく、自らトレンドを創り出すのです。0xF9C6

〔関連情報〕
   ・BMW ツインターボエンジン「Bi-Turbo」発表!

2006/04/10
[ Car, News ]
BMWジャパン3月実績…史上最高となる販売台数
(2006年4月10日:Response.)

 ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は7日、2006年3月度のBMWブランド車の新車登録台数が6479台に達し、1981年の会社設立以来25周年の年に、同社史上最高の月間販売台数を達成したと発表した。

 さらにBMWブランドの2006年度第1四半期(1月-3月)の累計登録台数は1万1521台で前年同期比16.7%増、これも第1四半期の登録台数としては過去最高だった。

〔関連情報〕
   ・ビー・エム・ダブリュー株式会社、創立25周年の記念すべき年に販売台数記録を更新 BMWブランドは3月に同社史上最高となる販売台数を記録
   (2006年4月6日:BMW Japan)