3シリーズ・クーペに搭載予定の、新開発「6速AT」の情報です。
●BMW details new ultra-quick Six-Speed automatic
(2006年4月28日:Leftlane News)
新開発の「6速AT」は、習熟したドライバーがMTをシフトチェンジするよりも速く、すべてのギアレシオで100ms(0.1秒)以内にシフトチェンジを完了させるとのこと。
例えば、6速ギアで80km/hで巡航中、急激な加速のためにキックダウンさせると、コンピュータが瞬時に判断し、エンジン回転数を1,400rpmから5,000rpmにアップさせ、100ms以内に2速ギアへシフトダウンさせます。
ちなみに、このほど発表されたLEXUS LS460では、世界初の「8速AT」が搭載されているようですね。
その昔、チャリンコ(自転車)で「多段ギア」が無意味に流行りましたが、LEXUSのこの記事を読んで、それを思い出してしまいました。0xF9C7
#いまから考えると、チャリンコは、クルマよりも早く、「シーケンシャルシフト」搭載(?)だったんですね~。
M-Sport Packageでは、18インチ(245/40)のランフラットタイヤが標準になっています。ライン装着のタイヤには、ブリヂストンとダンロップの銘柄があるようですが、残念ながら職人の530iには、「ダメロップ」のタイヤが装着されていました。
前車のARISTOでは、「TOM'S Advox+BBS LM19」の組み合わせで乗っていました。Advoxの足は、標準の足から比べれば相当に引き締められてはいましたが、不快な感じはしませんでした。
対して、530iですが、購入前にHi-Line(ノーマルタイヤ)とM-Sport(ランフラットタイヤ)のクルマを何度か試乗させていただきましたが、ランフラットタイヤのゴツゴツ感ときたら・・・。構造上、サイドウォールが堅いのは理解できますが、それにしてもこの堅さ。
納車後、すぐにM5ホイール「Style 166M」かBBSホイールに変更しようと思っていたのですが、BBSさんから新作ホイール「LM-R」が発売されるとのことで、それまで待つことにしました。
前置きが長くなりました。
納車から半年ちょっと経過しましたが、「もう我慢ならねぇ!」ってことで、ランフラットタイヤのゴツゴツ感を少しでも軽減する対策として(気休めとして)、窒素ガスを充填することにしました。
場所は、これまで度々お世話になっている、某「TOYOTA」のディーラーさんです。
(すみませ~んっ! あのARISTOが、角張って厳つい目付きになって帰ってきました~っ!)0xF9C7
空気圧は、BMWの指定どおり、フロント:2.3、リヤ:2.8としました。タイヤ4本分で、2,100円(税込)なり。
リフトアップしたついでに、下回りをじっくり観察。普段はなかなか見る機会がないと思います。0xF8F2
ふむふむ、アルミ合金が、いたるところに多用されています
さて、気になる乗り心地の変化です。
いつものテストコース(湾岸線西行き、浦安付近のストレート、有明付近のストレート)で試してみましたが、確かに、ギャップ通過時の突き上げ感が、多少軽減されたような気がします。
(プラシーボ効果だとは思いますが)
あと、高速巡航時の「クォ~~ン」というゴムまりのような微かな定常音が、消えました。
(あっ、職人ですが、別のところでも書きましたが、ふつ~のヒトには聞こえないような、高調波成分が聴こえるみたいなんです)
まぁ、「乗り心地の改善」というよりは、職人の場合は、「空気圧低下の予防」を主眼としているので、こんなもんだと思います。
皆さんも、お手軽チューンの一つとしていかがでしょうか。0xF9EB
今日はとても天気0xF89Fが良かったので、久しぶりに早起きして、0xF8BF0xF9ADに行ってきました。
横浜市内「某所」から観た、Mt.0xF9E5です。こんなにくっきりはっきり富士山が見えるなんて、いや~、神奈川県民に生まれて良かった~。0xF9CF
少し足を伸ばして、横須賀の観音崎まで行ってきました。場所的にいうと、ここになります。
対岸の木更津や富津岬が、手に取るように間近に見えます。0xF8F2
こちらは、鋸山と、房総半島の南端、館山方向です。こうして見ると、浦賀水道って狭いのですね。大型船にとっては、東京湾の難所であることが、よく分かります。0xF9C6
で、川崎から横須賀まで、高速道路を使った訳ですが、久しぶりにエンジンに鞭打って、全開走行してみました。
シフトゲートをスポーツモードに入れて、アクセルをグッと踏み込むと、「フォオ~~ン」という音と共に、怒濤の加速が始まります。メーター0xF95Eは、あっという間に、はるか法定速度を超えてしまいます。
#おっと。横横は覆面が多いので、スピードは控えめに。0xF9CE
TOYOTAの2JZ-GTEも、もちろん良いエンジンでしたが、BMWのN52B30Aは、もはや別次元のエンジンと言って良いでしょう。踏んだら踏んだ分だけ、素直に滑らかに、どこまででも加速していきます。まるで、エンジンが「もっと回せ、もっと回せ!」と言っているようです。
しかも、「フォオ~~ン」という音は、絶妙な音程で、絶妙な音圧で、ドライバーの耳に伝わってきます。大きくもなく小さくもなく、絶妙な味付けです。まさに、「駿馬」を操っているような感覚です。
(同じN52B30Aでも、330iは、もう少し音圧があったような気がしますが、5シリーズでは、ここら辺がベストだと思います)
さらに、5,500~6,000rpmまで引っ張ると、それはもう、得も言われぬような、官能的なサウンドが全身を包みます。0xF9CB
(この感覚は、ただひたすらに静かなLEXUSでは、決して味わえないことでしょう)
しかも、7,000rpm近くまで、しっかり回るのです。さすが、もと航空機メーカーのエンジン。
ってことで、わざとシフトダウンしてみたりして。
「フォン、フォオ~~~ン」0xF9A4
く~っ、BMWにして良かった~。0xF9CF
「駆けぬける歓び」
〔関連情報〕
・Black Fuji