つづいて、日本BBSさんです。
BBSさんのブース訪問は、今回のオートサロン視察の中で、最も大きな目的でした。
なぜなら、昨年夏に「富山巡礼の旅」に行って参りましたが、実はその際に、常務取締役から、
- 来年のオートサロンに、まったく新しいデザインのホイール(2点)を出展することを予定している。
- ひとつは、LMのリムのエレガントさと、RGのスポークの力強さを合わせたような感じ。もうひとつは、現在企画中。
とのお話をこっそり伺っておりました。
これまで、Super-RS18、LM19と履いてきた職人としては、見逃す訳にはいきません。
ということで、その注目の新作ホイールです。まずは「RG-H」(仮称)。↓
つづいて「LM-R」(仮称)。↓
少し違う角度から。↓
たしかに、LMとRG-Rの良いところをブレンドしたようなデザインです。
(LMは10本スポーク、RG-Rは8本スポーク)
う~ん、良いです。カッコ良すぎですっ!0xF9CB
しかも、気付かなかったヒトは気付かなかったと思いますが、よ~く見ると。↓
スポークの一部が「肉抜き」されています。これは、先にご紹介した「BBS F1ホイール」で使われていた技術と、まったく同じではないですかっ!0xF9CF
さらに後ほど伺ったお話によると、ピアスボルトも特製の「チタン製」が用いられており、肉抜きとチタンボルトで全体として約1kgの軽量化が図られているとのこと。
19インチもの大径ホイールで、バネ下重量を減らすことがどれだけ大きな効果を生むことか。
(ここが、よくある「デザイン優先」のホイールとは、決定的に違うところですね)
う~ん、すごいです。スゴすぎですっ!0xF9CB
なお、発売時期・価格とも、「未定」とのこと。(いちおう、聞きましたが)
#「肉抜き部分にブレーキダストが溜まったら、掃除がたいへんだろうなぁ」などと、すでに装着後のことを考えてたりして。0xF9C7
ちなみに、ブースの一角にふつ~に展示してありましたが、↓
「なんだ、マグ鍛じゃん」とお思いかも知れませんが、さにあらず。これは"19インチ"のRE-Mgです。(本邦初公開?)
#一体、いくらするんでしょうか。0xF9C8
ということで、本当に実りの多い、BBSさんのブースでした。
#M5用REの切削モデルの納期や、MINI用RV-Fのオフセットなどについて、顧客ルーム内で常務取締役に執拗に食い下がるおじさん達(約2名)を残して、職人はつぎのブースへと向かったのでした。0xF9C7
#次回予告
・スーパーチャージャー編(オグラクラッチ)
・brembo編
・光りモノ編(PIAA、BELLOF、他)